深川東京モダン館、歴史と文化を発信する観光拠点として活用

東京都江東区にある「深川東京モダン館」は、昭和7年に建築された国登録有形文化財「旧東京市深川食堂」をリノベーションした施設で、観光案内や文化発信の拠点として活用されています。

この建物は、関東大震災復興事業の一環として建設され、戦後は職業安定所や福祉作業所として利用されてきました。現在は、江東区の観光情報を提供する場として、地元の歴史や文化を紹介する展示やイベントが開催されています。

館内は3つのゾーンに分かれており、1階の観光案内ゾーンでは、江東区の見どころや食事処を紹介するマップや物産品の展示が行われています。2階の文化発信ゾーンでは、美術展やイベントが開催され、貸しスペースとしても利用可能です。また、階段室部分は建築当時の雰囲気を残す保存ゾーンとなっており、歴史的価値を感じられる空間となっています。

深川東京モダン館は、都営地下鉄大江戸線・東京メトロ東西線「門前仲町駅」から徒歩3分の場所にあり、入館は無料です。江東区観光協会が運営しており、地域の魅力を発信する場として、多くの人々に親しまれています。

※アイキャッチ画像は区HPのお知らせから転載しました。